日本の庭

 今日もほんとに暖かな一日でした。

前回、桧皮葺の話を少ししましたが・・・

今回は私の本業である庭について少し話したいと思います。

日本の庭園については言うまでもなく、
歴史も古く、奥が深い・・・技術についても芸術性をとっても
世界の庭文化の中でも、ほんとに素晴しいものだと思います。

特に京都には、名勝庭園・・・古き良き庭がたくさんあります。
神社仏閣・・・迎賓館・・・町屋とそれぞれ建物の個性を生かしながら
演出されています。

時代の流れと共に、文化も変わり、建築物も変わって来ました。

和の建築は工期的にも時間が掛かり、高価で、機能性を問われると今の建物には敵わないのかも
しれません。

庭の世界も同じで、流行と共に「ガーデニング」と呼ばれる言葉が持てはやされる時代がありました。
今では庭=ガーデニングと定着した単語となったのかもしれません。

ガーデニングブームが始まりイングリッシュガーデン風の庭がたくさん造られました。
私も例にもれず勉強し、それらしき庭を造ったこともあります。

しかし私は思います。
海外で日本庭園なる物がたくさん造られていますが、
なぜかしっくりこない・・・浮いている??

庭はやはりその国の環境と、文化の中で発展して来た物であって
その国に存在するからこそ素晴しい。

よって同じイングリッシュガーデンを造るにも、洋風の庭を造るにも
日本の環境に合ったオリジナルの庭を造る事が、何より大切かと思います。
昔から日本人は色々な文化を素直に取り入れ、日本固有のオリジナルへと進化させ
成功させる技術を持っていると思います。

今・・・つくづく日本の庭園、京都の庭園の素晴らしさを改めて感じます。
芸術性を考えても、技術的にも

この素晴らしい日本固有の庭文化に携わっている私達。
ほんとうに幸せで、深く感謝しています。

今では本当に少なくなった日本の庭づくり・・・
確かに高価で、維持費も掛かりますが
やはり大切な文化として、お金には変えられないものだと考えます。
桧皮葺と同じように・・・。

この素晴らしき文化をいつまでも守り続け、今を生きる子供達に残していけるように
日々努力していきます。

今回は少し長くなりました。

最後までありがとうございます。

青楓舎 細見造園

http://www.seifusha.jp/















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